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dOCUMENTA(13)

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初日
 
dOCUMENTA(13)は17時〜のチケットを買ってメインのFridericianum会場から観に行きました。ぶっちゃけしっかりと英語が読めないとちょっと難しい感じでしたけど、おおよその感じを掴めたし今回のテーマが崩壊と再建ということとかメイン会場にあった新作とか近年の作品ではないいろいろな作品からも色々と感じるところもあり。面白かったです。
 
メイン会場からしてわかるんだけど、やっぱりお祭りっていう感じとは少し違うんですよね。みんなが分厚いカタログを片手にこれはどういうことをしようとしているのか?どういう作品なのか?ということにしっかり向き合っていて、裏を返せばしっかりと向き合える作品が用意されていたんだと思います。dOCUMENTAはやはり政治色が濃くでているし。それがこんなに根付いているというところが素晴らしかったです。
 
それにしてももうちょっと英語を勉強しておくべきだった・・・。全然わからないわけじゃないけど、ちょっと難しい。この日はメインのFridericianum会場だけみてタイムアップという感じでしたね。メイン会場裏の庭のあたりも少し散歩したり。そこで少し見れたりもしました。
 
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2日目
 
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(kasselの中央駅 ジャネット・カーディフの作品で使うところ)
 
さて、監獄で一夜をすごしまして(dOCUMENTAの時期だけ開いていた監獄ホテルというところに泊ったんです。ホントに元監獄なんですけどね)そこから本日は一日dOCUMENTA(13)を見て回るという日ですね。とはいえ、おそらくdOCUMENTAの作品を全部見るというのは不可能ということがわかっていたので、ある程度見たい作家と場所と時間を区切りながらみることにしました。ある程度全体をまわるようなルートを考えて、まずはKasselの中央駅にいってみることにしました。
 
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(kasselの中央駅近くの作品)
 
お昼までの2時間くらいでまずは中央駅の作品を見てしまおうと思ったのですが、残念ながら半分くらいの作品しかみれず…。しかし、中央駅のジャネット・カーディフの作品は30分弱かかるような作品だったけど、ヘッドフォンをしながらiPodに映されるその場の動画に合わせて動くという、現実と虚構がうまくミックスされるような面白い作品だったし、その他も面白いものが多かったです。今思えば中央駅は全部みたかったなー。
 
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その後、街中の作品をいくつか見つつ、とりあえず唯一の日本人作家の大竹伸朗さんの作品を見にKarlsaue公園へ。Karlsaue公園は大きくていろいろ作品が点在していたので、ある程度みたいなと思ったものをつなげていって全部はみないで移動しました。公園内は政治的作品は多くない感じでランドスケープというか公園という立地を生かしたものが多い印象でした。そのなかでも、大竹伸朗さんのモンシェリーはとにかく異彩を放っていたような気がします。なんだか異様というか。不思議というか。ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家的な異彩感だったような気もします。そして公園内のOrangeriや建物のいくつかも展示会場として使われていたのでこれまた結構なボリュームでした。
 
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(Karlsaue公園の大竹伸朗さんのモンシェリー)
 
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そして、documenta-HalleやOttoneumをみて最終的にはNeue Galerieとグリム博物館で終了という感じでした。
 
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(documenta-Halle)
 
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(Neue Galerie)
 
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いやー。いろいろみたなー。必見はNeue GalerieとHauptbahnhofで次にdocumenta-HalleとFridericianumですかねぇ。せっかく行ったなら、大竹伸朗さんの作品も見た方がいいかもですね。という感じです。一日でギリギリこれ全部みれるかもしれませんが、やっぱ少なくとも3日か4日くらい欲しい感じですね。全部みるということにあんまり意味がないかもしれないので、dOCUMENTAに1日行くだけでもオススメですね。何せ次は5年後ですから。