Archive for the ‘GALLERY’ Category

津上みゆき「かつて時間であった線 かつて気配であった色」

津上みゆきさんの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」をGALLERY HASHIMOTOで観てきました。
 

 
その昔、津上みゆきさんの作品のイメージはもっとぼんやりとしたアンビエントな気配を書いたような作品が多かったように思っていましたが、いつの頃からか力強く、まさに今回のタイトルの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」が別の形になって表現されているようにも思えました。
 

 
作品の感じによってはラウシェンバーグ的なプリミティブにも近い作品になっているような気がして、昔の作風も好きですが、これはこれで良いように思えてきました。以前はなかった衝突のような力のようなものが表現されているかもしれません。新たな発見をした気分でなかなか楽しかったです。
 


 

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オースティンリー・リー「Serious Works」

オースティンリー・リーさんの「Serious Works」をKaikai Kiki Galleryで見てきました。
 

 
デジタルをベースにしているという感じのする作品たちがたくさんありました。デジタルをベースにしているおかけで、2次元や3次元などのことは関係なく自由につくられていて、その自由さが絵のテーマにも出てると思うのですが、とても面白かったです。
 

 

 
写真で見るとさらに実感するのですが、一体どこまでが絵でどこまでが立体なのか分からなくなるような不思議な立体感があり、今回の展示でホワイトキューブではなくなったギャラリー空間がよりそれを強調しているように思えました。
 

 

 
とにかく、グダグダな絵画に見えるのだけども、実際見ると良さがあるし、さらに写真とかに撮った時にさらにその面白さがでてくるあたり、今っぽいアーティストで良いなーと思いました。こういうアーティストの展覧会やってくれて本当にカイカイキキギャラリーはありがたい。
 


 

荒川医「Tryst」

荒川医さんの「Tryst」をタカイシイギャラリーで観てきました。
 

 
入ってすぐに下に引いてあるArt Baselの横断幕のようなものがあること。そして謎の発光体がそれぞれ呼応しているかのように並べられていること。謎のミュージカルのような掛け合いが始まっていることに驚きつつ、日本語字幕を見たりしていると、なんとなくアートのことを話していることがわかるような。
 

 

5台の自立式LEDスクリーンに映し出される具体美術協会の作家5名の絵画作品が演じる、ミュージカル形式の新作インスタレーション作品を発表いたします。

 
今回はこのようなパフォーマンスのようなインスタレーションのようなものだったので、何やらどう捉えていいのかわからないという気がしつつも、なんだかコミカルで面白いような内容のような。


 
荒川さんがパフォーマンスアーティストであるということはなんとなくわかった気がするんですが、他の作品も見ていくうちにこの作品の面白さがよりわかってくるような気がしました。そのそもベースになっている具体の作品自体もよくわからなかったし、多分田中敦子さんかなーとかそういう感じで、これだけ輪郭がはっきりしなくても多分わかると思うんだけども。もうちょっと歴史しってないとなと思ったりもしますが・・・。
 


 

冨井大裕「像を結ぶ」

冨井大裕さんの「像を結ぶ」をYumiko Chiba Associates viewing room shinjukuで観てきました。
 

 
冨井大裕さんは既製品を用いて彫刻的な形をつくるという作家さんで、今回はNYに滞在した時に作られた作品を展示しているというものでした。さすがにNYで作ったというだけあって、NYな紙袋の作品やノートや手紙の作品だったりしたわけなんですけども、いつもであれば、既製品を用いた形だけでなく色やリズムみたいなものも含めて作品にしているという印象があったのですが、今回は逆にストイックに形だけにスポットがあたっているのではないか?というほどに色やリズムなどは排除されていた気がしました。
 

 
ここまでストイックになってしまうと、作品の良さや面白さはわかるんですけども、コレクターの人とか買う時にちょっと戸惑うんじゃないかなと余計なことが心配になったりしました。やっぱり、ここまで既製品そのまま感があるとギョッとしてしまうので。いや、そのギョッとするところが良いとも思えるのですけども。それが気になって仕方なかった。笑
 

Chim↑Pom「The other side」

Chim↑Pom「The other side」を無人島プロダクションで観てきました。
 

 

Chim↑Pom は2014 年からアメリカ合衆国の国境問題をテーマとした、「COYOTE」 (2014, NY と東京で展示)、「U.S.A. Visitor Center」 (2016)、「LIBERTAD」「The Grounds」 (ともに2017)を制作してきました。今回の新作を含むこれらの連作プロジェクトは、Chim↑Pom のメンバー、エリイが抱える アメリカへの入国規制という個人的な問題をきっかけとして、古今東西さまざまな場で引かれてきたボーダーに着目し制作したものです。また、2015年、Chim↑Pom イニシアティブのもとでスタートした、東京電力福島第一原発の事故によってできた帰還困難区域内での国際展「Don’t Follow the Wind」も、世界中のさまざまな「立ち入れない場所」をChim↑Pom が意識するきっかけとなりました。

 
どんな展覧会なのか?は、この引用のままだし、作品の内容については無人島プロダクションのWEBを見てもらえればだいたいわかるのではないかな?と思ったりするわけなんで、ぜひそちらを参考にしていただけると、ほぼ完全な説明ですね。笑。ということで、別角度からの話ですが、このトランプが壁と言い出している時にこういう作品を作れる作家が日本にいるというところがすごいし、このスピード感でやっていけるからこそChim↑Pomはここまでの存在感をもっているんだなという裏付けにも感じてしまう良い展覧会でした。
 

 
若手で単純に世界でやっていけるのではないか?世界規模での視点がある作家がいるのか?日本だけしか見えてないんじゃないかな?って思ったりする中でこの広い視野とスピード感でやっていて、このままどれだけ進化してくのか楽しみです。美術は作品を作るまでに時間がどうしてもかかってしまうから、今の問題を取り上げるのは難しかったり、時代と同時進行していくというのはなかなか大変だとおもうのですが、今の問題を捕まえて作品にする。それをやってのけているのがよくわかる展覧会でした。必見です。
 


 

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ソーシャリーエンゲイジドアート展 社会を動かすアートの新潮流

ソーシャリーエンゲイジドアート展 社会を動かすアートの新潮流を3331アーツ千代田で観てきました。
 

 
そもそもソーシャリーエンゲイジドアートとは何か、それが展覧会概要にあるので、引用すると、
 

「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)」は、現実社会に積極的に関わり、人びととの対話や協働のプロセスを通じて、何らかの社会変革(ソーシャル・チェンジ)をもたらそうとするアーティストの活動の総称です。

 
とのことで、絵画の中の歴史や文脈を意識して社会的な内容も取り込みつつ作品を作るような作品の作り方ではなく、社会に介入するような関わりを持ち、アートとしての視点を追加することで、ひいては社会全体に影響を与えるかもしれないものを作品とするのが「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)」と思っています。
 
そういう意味では、社会もしっかりと理解していないといけないし、単に意見や見解のようなものにならないアートとしての独自の視点も必要不可欠な要素になってくると思います。そういう意味では今回の展覧会はいわゆる地域アートというようなものとは違ってその視点をもっていればどんな地域でもその作品は成立し、地域ごとの色の違いがより顕著になるだけであるとも考えられます。
 

 
いろいろ見ているなかで、やはり丹羽良徳さんはやはり強烈で、「より若い者がより歳をとった者を教育する」という生徒と教育者の立場を反転するという許可がおりずに失敗したお題に対して、さらにそれの許可を取るための紆余曲折の部分を生徒に演じさせる子とによってある種のお題の成立を目指した作品などは、わかりやすくソーシャリー・エンゲイジド・アートを感じました。
 

 
MOTサテライトにも出ていたmi-ri meterや、銃を溶かしスコップに変化させて、それで木を植えていくというペドロ・レイエスさんの作品なんかも、木を植えるというヨーゼフボイス的な現代アートの部分と社会との関わり合いの部分をうまく使った作品であったと思います。
 

 
その他にもAi Weiweiの作品も出ていて、Ai Weiweiくらいになるとそのものが中国社会との関係性が強すぎるので何を作ってもソーシャリー・エンゲイジド・アートになってしまうのではないか?と思う部分もありますが、Ai Weiweiはどんな作品でも出来上がりが作品としての造形の強度があるからすごいなと思ったり。
 
やはりこの手の作品は最終的な出来が作品としての造形の強度がないと見るテンションが上がらないという部分があると思う。そういういみでは、なかなか動画だけで表現するのは難しいのかなと思ったり。まあ、動画の展示方法とか動画の内容でもどうにかなるところかもしれないのだけれども。
 
また、もう一つあったのが、海外の作家は社会の対象が大きいような印象を受けました。まあ、この辺はまだ日本の作家が(または出展していた作家がたまたま)大きなテーマを扱っていないだけなのか、その他、島国であるとかそういう何かが影響しているのかわからないですけども、海外の作家のテーマがしっかりとしていて大きなテーマなような気がしたので、そのあたりはまだまだ差があるのか、日本が平和だからなのか。そんなことを思いました。
 
とにかく、作家が社会を考えその考えについて鑑賞者が考えることで、社会について新たな側面からアプローチすることになり、新たな何かが生まれるかもしれないというのは非常に現代アート的で面白い展覧会だったと思います。ただ、まあこれだけこういう作品があると、時間もかかるし、集中力も持たないという意味では、なかなか大変な展覧会だとも思ったり。
 


 

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横山裕一 「絵の具芸」

横山裕一さんの「絵の具芸」をNANZUKAで観てきました。
 

 

本展は、横山が大学卒業後の90年代初〜後半にかけて描いた板絵から構成されます。横山は当時これらの作品を描いては公募展に応募するも、落選が続く日々を過ごしていました。「一番安い素材だった」薄いベニア板に描かれているこれらの作品について横山は、先に行われた広島現代美術館での展覧会時に受けたインタビューで「絵画はもう終わりだと思い、かなり追い詰められていた。9回裏5点差くらいの感じ」と自虐的に回想していますが、25年の時を経た今、当時見向きもされなかった作品が放っている輝きに驚かされることでしょう。

 
という風にある通り、横山裕一さんの初期の作品で個人的には横山さんをニュー土木やトラベルで知ったくらいなので、あの作風の前の感じが少し新鮮でありつつも確かに今輝きがあるなと思いました。そして、作品はどんどん新たに進んでいるけれども、根幹部分にある人物や出来事の捉え方とか、色使いとかは昔からなんだなということもわかり面白かったです。
 

 

 
ベニア板に書いた大きい作品ももちろんいいんですが、カラーで紙に描かれたパステルカラーでカラフルな作品も横山さんらしくてよかったです。
 


 

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和田礼治郎 / アリエル・シュレジンガー

和田礼治郎 / アリエル・シュレジンガー 展をSCAI THE BATHHOUSEで観てきました。
 

 
2人の作家の展示だったのですが、日本人とイスラエル人の作家でどちらもベルリンで活動をされている方々の作品だそうです。最初に目に付いたのはやはり真鍮の大きな腐食している作品でそれ自体の腐食が進行していくことで作品が変容していくのだなーなるほどなー。
 

 

 
などど、気軽に見ていたわけなんですが、気が付いたらその横に火のついたガスバーナーがガスボンベに向けられていて焼けているという作品があり、これを見つけた瞬間から一気に空間に対する緊張度が変わりました。ギャラリーの中じゃなければ間違いなく火を止めるか、走って逃げてもおかしくない状態。しかし、ギャラリー内で作品とわかっているから見ているが、それにしても緊張感が走りました。
 

 
こういう緊張感は実際日本ではわからないですが、イスラエルの作家が作ったとなるとこの緊張感により表したいことがいろいろわかるような気がしました。目の前にあるものや、その作り、システムそれ自体にいつ火がつくかわからないという爆発寸前の緊張感の中で生きるということの一端を感じれた気がしました。
 

 
その他にも頭蓋骨を反転させることで生と死の反転を考えるようなものとかを作っている面白い作家さんだと思ったのですが、とはいえ、ガスバーナーを見た後はそれが気になってそれに全て持って行かれた感がありました。これは現地のその空間でみれてよかったです。体験しないと言葉にしても何もわからない、伝えられない作品でした。
 


 

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ダン・フレイヴィン

ミニマリズムの巨匠ダン・フレイヴィンの展覧会をEspace Louis Vuittonで観てきました。
 

 
とにかく蛍光灯を使った作品を作っているアーティストで、光を作品としているのだけれども、光が何かを表現しとかではなく、ただただ蛍光灯の光と色というものに焦点をあてた作品を作っています。
 

フレイヴィンの作品は、素材である「光」を宗教的、あるいは神秘的に解釈することを一切退けます。光は単に、それ自体の存在を表すものとしてのみ用いられているのです。つまりそれは、本質的に「状況的(situational)」なものであり、作品に占有された物理的空間、そして鑑賞者とその空間に生まれる相互作用に焦点が当てられているのです。

 

 
とあるように、そのストイックなまでに無機質な感じは飾り気がなく、ミニマリズムの極地であり宗教/神秘的な解釈を必要とせずそこにあるそのままを作品として鑑賞することができ、とにかく素晴らしいです。白い蛍光灯だけでなく、その他のカラフルな色の作品なんかもあります。それもまた美しく素晴らしいです。なんどでもみられるし、ずっと観ていたい気にもなるオススメの展覧会です。
 

 
JUDDに捧げた作品のようなものもあるわけだろうけども、JUDDの寝室にDAN FLAVINの巨大な作品が並んでいたことを思い出しました。
 


 

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