ファビアン・モンハイム「Into the woods」をhpgrp GALLERY 東京で観てきました。
羽根や骨や枯れ木等そういう寂れを感じさせるような、死を感じさせるような物を利用しての写真や立体でした。イマイチそれが何をイメージさせているのかはよくわからなかったですが、細々と枯れていく薄くなっていくことでの死とのイメージの想起まではわかったような気もするんですが・・・。その先がイマイチ掴めなかったです。
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ファビアン・モンハイム「Into the woods」
津上みゆき 新作展「軌跡と再生」
津上みゆき 新作展「軌跡と再生」を、ギャラリーハシモトで観てきました。
津上さんの作品は結構好きなんですが、なんか今回のは何かの風景を感じさせる要素が少なくて微妙な気分だったなぁ。もうちょっと見ていると風景が浮き出てくる昔の感じが結構好きだったんだけどなぁ。
ドミニク・ペロー「都市というランドスケープ」
ドミニク・ペロー「都市というランドスケープ」を観に、オペラシティ アートギャラリーへ。
入ってすぐにペローのつかっている鎖のようなファサードで区切られた空間にいくつもの映像が投影されていたのですが、これがイマイチ観づらい。座る席があって座ってみれるのだけども席数が少ないので観られない。だからといって立ってみていいのかと思うと何となく体勢的に辛いということで、何か映像が多くてイマイチぱっとしない感じとかありました。
その次の部屋では、模型がたくさん飾られていたし、大阪あたりに出来るもの?出来てるもの?の模型もあったりして、やっぱ作ってるものは面白そうな物が多かったような気がしたんですが、。なんかもうちょっと、コンセプトとかどうしてこうなったかとか知りたかった気もしたり・・・してしまって、イマイチ煮え切らない感じでした。
あとは、ディティールのスケッチとか?があった感じですね。個人的にそれほど詳しくドミニク・ペローを知らなかったので、もうちょっとどういうコンセプトで今まで建築を建ててきたのかとか、知れると良かったんだけどなぁ。でも、知っている人にはたくさんの模型とか映像とか観れて良かったのかもなぁ。
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高橋信行 「ふつうの絵」
高橋信行さんの「ふつうの絵」を観に、base galleryに行きました。
風景から何か重要なものを取り除いてしまったかのように、
何もかもが抜けていているんだけど、その絵の中には
作者の手触りのようなものだけが残っているような印象になって、
絶妙なバランスでそこにあるというような作品でした。
この抜け殻の様な感じだけど、風景の見方を変えてしまう
そんな空気感は好きでしたねー。
会田誠 「絵バカ」
会田誠さんの「絵バカ」を観に、ミヅマアートギャラリーに行きました。
まさに絵バカというのが2つの意味で正しいタイトルと感じました。1つ目は絵にバカと言えるほど集中しているという意味、2つ目は絵が描けるバカという意味、2つ目と言って欲しいかのような作品の「よかまん」という作品が入り口に入ってすぐにあって永遠と不思議な歌を歌い、裸の女性が踊っている・・・。そのまま中に入ると1つ目の意味の絵バカな圧倒的な作品がある。
3つの作品があって、どれも違うタッチというか違う作風と言って良いような気がするんだけど、なんとなく会田誠というまとまりがあるようにも感じる。
まだ製作中みたいだったサラリーマンの死体が積み上がっている「灰色の山」も細かさでも圧倒的だがまだ途中だったし、「万札地肥瘠相見図」は万札の上にアニメみたいな絵が乗っているそんなものや、ちょっとよくわからなかったけど、抽象画の油絵みたいなものがあって、共通するというのは圧倒的な力強さというところなのかなと思えた。そう考えれば「よかまん」も力強い!?かな?
とにかくすごく良い展示だったです。一応三潴さんとのトークの様子があったので、貼っておきます。
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渋谷でギャラリー系 10.05.18
・トーキョーワンダーサイト shibuya 「TOKYO STORY」
渋谷で時間があったのでトーキョーワンダーサイトでやっていた
「TOKYO STORY」を見て来ました。アーティストレジデンスをしていた人の作品
ということで、かなり多くの数の作品がでていたように思いました。
なかなかかなーっていう作品ももちろんあったんですけど、
テーマも統一されていないし、そこのなかから展示としての面白さを
見つけるのはなかなか至難の業だったかなぁ。
あまり、作者の中に知っているアーティストがいなかったので、
単体でこういう作品かーと思うこともなく、単にその作品で問われている
感じだったので、イマイチな気分で見てしまいました・・・。
もうちょっと展覧会やる方も考えてあげれば良いような気がするんだけどなぁ。
そのなかでも、ニルバーナの作品はちょっと面白かったかなぁ。
年齢的なギャップというかそういうのを見れて面白かったです。
・再生(破滅)ラウンジ
異常に好評だった破滅ラウンジだったんですが、
それがやってるうちに行こうっていたんですが、
気がついたら再生ラウンジになってました。
そんな再生ラウンジを観に、NANZUKA UNDERGROUND渋谷に行って来ました。
破滅ラウンジと一緒だったのかそれとも違ってたのかわかりませんが、
僕が見た時はなんかグダグダ感あふれる微妙にほっこりした空気で
なんでそんなに評価されたのかなーって感じでした。
(どうやら再生ラウンジになってから微妙なものになったようで。)
僕が見たのは確かにギーグ?と呼ばれる人が淡々としてプログラムしてたし、
なんか人も集まってなんか映像とかエロい切り抜きとかあって、
オタクの部屋の拡大版みたいになってましたけど、なんか圧倒感とかはなく
落ち着いちゃったかなーって感じで、最初は破滅して勢いあるけど、結局パーソナルな
落ち着く空間を作っちゃったのかなーと思ってしまったので、
もっと早く観に行けば良かったなーって思いました。
でも、カオス*ラウンジについては、もう人気者みたいになってるし、
これからも何かやらかしてくれそうなので、観に行こうとは思います。
銀座辺りでアート 10.05.08
まずは東京駅の地下でやっていた、アートアワードトーキョー丸の内ですね。結構ちゃんとしたギャラリストやらアーティストやらが新人を選んでいると言う感じなので、作品の質はこの手のものの中ではかなり高いんじゃないかなーって思ったりしました。こういう場所で観れるのはスゴい不思議な感じですねー。思ったよりかなり面白かったです。でも、それ専用に作られた空間ではなかったので、ちょっと環境は微妙だったかもなー。
銀座のエルメスの最上階でやってたイベントですね。細川さんってあの元首相ですね。何となく細川さんの作品は結構魯山人とかその手の豪快系だったので、ちょっと微妙かなーって思うのも多かったですね。個人的には藤森さんの建築が気になってたので、それをみれたのは良かったかなぁ。
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白金ギャラリー巡り 10.04.28
・児玉画廊
宮永 亮「地の灯について」
宮永 亮さんの作品は初めて見たのだが、別の作品をみてからこれを観ると面白いようなのだが、イマイチこの作品しかみていない僕には日常の夜の風景を切り取ってループしてるだけにしかみえなかった。うーん。どう解釈したらいいんだろうかなぁ。まあ、ある日この作品が理解できるようになれば良いなぁ。
・山本現代
松井えり菜「ワンタッチ・タイムマシーーン」
松井えり菜さんは相変わらずというか、ぶれませんねー。ドンドン変な顔になってドンドン規模がでかくなっていると言う感じはしますが、それ以外はぶれないですね。奇妙なくらいの変な顔に宇宙規模の存在感?関係性?とでも言えば良いしょうか?もはやぶっ飛んでるというしかない絵画ですね。しかし、今回は動画もあって、これが本人がアイドルになって歌っているという・・・。こちらもぶっ飛んでました。笑
・NANZUKA UNDERGROUND
タティアナ・ドール [ REVENTON ]
車の絵を中心にって感じだったんですが、イマイチ良さまでわからなかったなー。確かにスピード感があるといえばそんな気もしたし、存在感を上手く表してる気もしたけど、なんかもうちょいって感じがしてしまっていまいちわかんなかったです。