Posts Tagged ‘ホンマタカシ’

「アートとプロダクトの不穏な関係」展

「アートとプロダクトの不穏な関係」展 at Ai Kowada Gallery
11/11/12から11/12/22まで

 

 
出展作家は次の感じ。磯谷博史 大田秀明 木住野彰悟 佐藤好彦 鈴木康広 土屋貴哉 冨井大裕 ホンマタカシ 三田村光土里 森田浩彰(敬称略)
キュレーション:HAKUHODO ART PROJECT

何をまとめた展示なのかタイトルとか見たけど、イマイチ見ててよくわかんなかったんですけど、まあ既製品をつかって作ったアートを集めたのかなぁ?って感じ。
 

本展覧会 は、そうした現代のアーティスト・クリエイターによる“プロダクト”にまつわる作品を通し、私たちと“プロダクト”の関係性や、 それを使った表現のあり方に新しい示唆を得ることを目的としています。かつて広告が「企業から消費者へのラブレターである」と言われた時代がありました。 メディア環境の変化でその意味が変質するなか、本展覧会は「消費者の一人としてのアーティストから企業、そして社会への回答」だとも言えるでしょう。

 
ってなってるんだけど、なんかイマイチピンと来ないんだよなぁ。しかしこれを博報堂がキュレーションしてるってところまでを含めて現在の広告という業界がなにか違う方向をみちゃってるっていう意味ならわかるんだけど、うーん。こういうキュレーションの展示ってわかりづらいよなぁ。
 
 

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ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」

ホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」を東京オペラシティ アートギャラリーで見てきました。
 

 
ホンマタカシさんは、主に雑誌を主戦場としている写真家と思っていたのですが、金沢21世紀美術館でやってから東京のオペラシティアートギャラリーと巡回するという展示を今回はやっているので、アーティストなのかなぁ?なんて思いながら展示を観てきました。観てきた感想としてはアーティスト的なコンセプチュアルな部分も見えるけどやっぱり写真家といった方がいいのかなぁ?という印象でした。(そりゃ写真家なんだから当たり前かもしれませんが・・・。)
 
展示の構成としては、「Tokyo and My Daughter」「Widows」「re-construction」「M」「Together: Wildlife Corridors in Los Angeles」「Trails」「Short Hope (a portrait)」というパートに別れていてそれぞれの内容はWEBにも載っているし、会場でもらえるパンフレットにも載っているので割愛しますが、僕が思っている写真家のコンセプトよりは一歩踏み込んだ感じのコンセプトの物が多いという印象があります。(まあ、僕が写真はそんなに得意ではないので、説明されないと読み取れてないのかもしれないのですが。)そのコンセプトがまず大きくあるというところにアートとの関連性を見いだせるともいえて、そこが最初に書いたホンマタカシさんがアーティストに近いと感じる部分なのかも知れません。
 
写真自体は、全体的に空白部分を利用して空間を生かしたものであったり、時代を感じさせるという時間を生かした物だったりしているものが多いかもしれません。そんな中で「M」という某Mではじまるファーストフード店を撮った写真だけシルクスクリーンで加工されていてアメリカンな所を感じさせつつも、デザイン的にはスタイリッシュというちょっと雰囲気が違うものを展示していました。個人的にはそのスタイルもかなり好きですし、全体的にこういう写真は似ている物を撮っている人は結構居そうだけど、やはり独特のニュアンスがでるんだなとわかる写真が多かったような気がします。今後アーティスト的な部分が大きくなっていくのか?それとも、より写真家らしくなっていくのか?それとも両立してあらたな方向に向かうのかそのあたりが楽しみです。 
 
 

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ホンマタカシ「between the books [Mushroom…]」

ホンマタカシさんの「between the books [Mushroom…]」をlimArtで観てきました。
 

 
東京オペラシティアートギャラリーで開催中のホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」展が中心となっていて、そこから派生した9つの展覧会「サテライト9」の中の一つの展示です。limArtでは、キノコの写真を中心とした作品群でした。
 
キノコの写真というと、なんか自然の中にあってそれを撮っている写真が多いと思うのですが、このキノコの写真は自然と切り離されてキノコというものにフォーカスしているような感じで、特にキノコの形状というものに目がいくようになっていたように思えます。やはりホンマさんは一般的に思える切り取り方とは別の切り口を写真で切り取っているという感じがしますね。
 
 

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ホンマタカシ「Seeing Itself <建築写真編>」

ホンマタカシさんの「Seeing Itself <建築写真編>」をgallery kokoで観てきました。
 

 
東京オペラシティアートギャラリーで開催中のホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」展が中心となっていて、そこから派生した9つの展覧会「サテライト9」の中の一つの展示です。gallery kokoでは、建築写真を中心とした作品群でした。
 
通常、建築写真というとGAとか建築雑誌といわれるもので観る機会が9割以上なんですが、そういう建築写真とは違ったものでしたね。通常の建築写真は建築が画面の構図を支配していてそれで完成している物だと思うのですが(それで良いと思う)、ホンマさんの写真は建築だけで写真が成り立っていないという感じですね。それ以外の要素も含めて写真がなりたっているような気がしました。
 
それ以外に展示の仕方もなかなか面白かったのですが、ぶっちゃけちょっと見難かったですねぇ。双眼鏡で遠くにある写真をみるっていうのはいいんだけど、やっぱりしっかりと観たかったなぁっていう気もするし。でも、面白い展示方法であったと思います。
 
 

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ホンマタカシ「フォトグラフス」

ホンマタカシさんの「フォトグラフス」をGallery360°で観てきました。
 

 
ホンマタカシさんは今回かなり色々なところで同時に展覧会を開催しているみたいです。東京オペラシティアートギャラリーで開催中のホンマタカシさんの「ニュー・ドキュメンタリー」展が中心となっているのかな?そこから派生した9つの展覧会「サテライト9」をやっているみたいです。その中の一つですね。ホンマタカシさんの写真を意識してみるのは恐らく初めてなんですが、どこかで多分見てるんだろうなーと思いました。
 
Gallery360°での展示は、結構都市を切り取ったような作品が多くそしてさわやかで明るいそらの色など、色でクールな感じをあらわしつつの作品が多かったような気がします。かなり街の切り取り方とか好きな感じだったなぁ。都市にありながら都市でなくても成り立つしかしそのなかに人や街の空気感があるような。他のも観に行こうかなぁー。
 
 

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