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クリスチャン・マークレー「Scrolls」

クリスチャン・マークレー「Scrolls」 at ギャラリー小柳
11/10/25から11/12/22まで

 

 
漫画のオノマトペの部分を切り取って新たな場面というか空間のみを作ってしまう様な作品でした。その他にもオノマトペを繋げて一つの巻物を作ってしまうという作品もありました。漫画というと日本人がやりそうな手法とも思えるんだけど外国人の作家さんがやってるところが面白くもあったなー。ちょっと金氏さんの雰囲気もあって好きな感じの作品でした。
 
 

Christian Marclay: The Clock
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Christian Marclay: Festival (Whitney Museum of American Art)
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Christian Marclay: Cyanotypes
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佐藤允 「初恋」

佐藤允「初恋」をギャラリー小柳に観に行きました。
 

 
黒で書かれたドローイングの堆積というような感じでしょうか?その原型となるドローイングも一緒に展示されていましたが、ドローイング単体でも何かの念のようなものが込められている様な絵なのですが、それを切り抜いたり貼ったりすることで一見平面のような絵が通常の手で描かれるような手法とは別の手法で堆積されていることがわかる様な絵でした。しかし、その念の様なものも一緒に堆積している様に見えるので、実際の大きな絵をみるとかなりの書き込み具合とその積み重ねによってかなりの力を感じるようになると思います。細部までのこだわりが積み重なって、新たな絵をうみだしているという所がその根源かもしれませんが、実際観るとかなり画像で観るのと違ってるので実際みるのが良いですね。
 
 

中村哲也「炎迅」

中村哲也さんの「炎迅」をギャラリー小柳で観て来ました。
 

 
F1の形状から近代の速度や振動をとりだしたというような作品のようでした。けど、イマイチ僕にはそこまで読み取れなかったなぁ。今度観る機会があったらそういう視点もいれてみるようにしてみよう。ただ、造形としては美しかったです。流線型というのはこういう物なんだろうなというものを形にしたという印象ですね。昔、BTAPでみた金田勝一さんをすこし思い出しましたが、あれとは見た目は少し似ていても根本的に違うか。
 
 

銀座ギャラリー巡り 10.04.21

・ギャラリー小柳
 

 
寺崎百合子 音楽
もの凄い細かい書き込みで、楽器が書かれていました。基本的には鉛筆で書かれたような絵画なんですが、少し離れてみるとまるで絵画ではないように見える。まるで写真のように見える楽器。しかし、すこしずつ絵に近づいてみて見ると印象が少しずつ変わってくる。近づけばドンドン輪郭が緩くなっていくのを感じて絵画のようになる。その変化が音楽なのかもしれない。そう思うとそういう風に見えてくる。何か変化するバランスが面白かった。
 
 
・INAXギャラリー
 

 
黒宮菜菜 -流彩の幻景-展伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
黒宮菜菜 -流彩の幻景-展は溶け出すような抽象的な何か色の空間を液体の空気にとかしたようなそんな絵画でした。溶け出しつつも立体的に絵の具が盛られていたりその平面のなかに構成される立体のバランスが良いバランスだったと。
 
伊東靖和 展 -陶 記憶の中のいきものたち-
焼きものってイマイチ詳しくないのでわからない部分も多いのですが、大きなもを焼いたり造形が細かいものを作るのは難しいのでしょうそういう努力を感じてしまいました。