津上みゆきさんの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」をGALLERY HASHIMOTOで観てきました。
その昔、津上みゆきさんの作品のイメージはもっとぼんやりとしたアンビエントな気配を書いたような作品が多かったように思っていましたが、いつの頃からか力強く、まさに今回のタイトルの「かつて時間であった線 かつて気配であった色」が別の形になって表現されているようにも思えました。
作品の感じによってはラウシェンバーグ的なプリミティブにも近い作品になっているような気がして、昔の作風も好きですが、これはこれで良いように思えてきました。以前はなかった衝突のような力のようなものが表現されているかもしれません。新たな発見をした気分でなかなか楽しかったです。
津上みゆき 時の景―つなぐときつもるとき
posted with amazlet at 17.04.26
津上 みゆき
求龍堂
売り上げランキング: 607,809
求龍堂
売り上げランキング: 607,809
「Four Series Called “View” 津上みゆき作品集2005-2012」
posted with amazlet at 17.04.26
津上みゆき
売り上げランキング: 1,008,101