Archive for 2015
小山登美夫ギャラリーで菅木志雄さんの展覧会をみてきました。最近は昔の日本の芸術運動が海外で評価されて逆輸入されてくるようなことがあったりします。それは「具体」だったり「もの派」だったりするわけですが、菅木志雄さんや李禹煥さん等は「もの派」で有名な方です。

やはり木と金属の配置や空間とのバランスや異なる物質との接続とかが、とても良くて素晴らしいなと思ってみていました。ものがあるというだけでなくないという部分があるというような。今回は立体はそれほどなく、壁にかかっているものがたくさんありました。(いや、それ自体も立体なんですけれども、文章にする上であえて平面という判定にしました。2.5次元的な感じとも言えなくもない)

この2.5次元的平面作品が結構良くて絵画的であるんだけれども立体であるようなある意味空間彫刻というような気すらするわけでこれが「もの派」かと思わざるを得ないという感じでした。これを書いている2016/3は原宿のBlum&Poeで菅木志雄さんが絡んだ2人展をやっていたりするので、菅木志雄さんの世界的評価を上げたBlum&Poeがどんな展示をしているのか気になるところです。もちろん栃木の倉庫美術館も気になっているので一回でいいから行ってみたいところです。
Ashley Rawlings
Blum & Poe
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菅 木志雄
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Tags:GUTAI, KISHIO SUGA, TOMIO KOYAMA, もの派, 具体, 小山登美夫, 菅木志雄
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ゲルハルト・リヒターといえば、現存する作家で重要と言っていい作家の中の一人で、価格も最も高いという作家でもあります。ドイツの作家でペイントや写真やデジタル的な加工までなんでも利用する作家で主に平面作品の作家です。ヴェネチアビエンナーレやドクメンタなどの現代アート界での重要なイベントでの評価も高いというとにかく超重要な作家です。

絵画だけにとどまらず写真やその他の表現方法も使いますが、今回はPaintingというタイトルだけあってペインティングされたもので構成されていました。アブストラクト・ペインティングから、写真の上にペインティングしたオーバー・ペインテッド・フォトなどがありました。

やはり、リヒターぐらいになってくるとありがたやーっていう気分でみてしまう部分もあるんですが、それとは別に実際目の前にしてみるとやはりすごいなと思わされます。色というか絵の具というかそういう物体が混じり合って表現されている強さのようなものが感じられました。ストライプスみたいにデジタルを駆使してその面に吸い込まれそうになるものも結構好きなんですが、今回の力強さや、写真の上に表現される新たな物語のような絵の具がさすがでした。


2016年の春には瀬戸内海の豊島(とよしま)に初のパーマネント・スペースがオープンし、海を望む展示空間に最新作の「14枚のガラス」が恒久設置されるそうなので、かなり気になります。今年は瀬戸内海近辺がさらに熱くなりますね。
アルミン・ツヴァイテ 清水 穣 林 道郎 畠山 直哉
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Tags:Gerhard Richter, Painting, WAKO WORKS OF ART
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ジュリアンオピーの作品をこれほどまとめて見ることはできなかったのに、まさかの、個人コレクションでみることができました。

GMOのオフィス内にはジュリアンオピーの作品がいくつも飾られていて(GMOがやるネット事業とジュリアンオピーの作品は共通性が多い的な説明があったが、なんとなく信じられないので割愛)、オフィスのロビーや会議室など至る所に作品がありました。

特に作品の解説もないし、何かルールがあって並んでいるという感じでもなかったので、働いている人としてはどうなんだろう?イマイチ価値が分からずに気にしてないのかな?という疑問はありつつも、見せてもらえる側からしたらありがたやーというレベルのコレクション。グッズまで売っていてオピーさんからもいいコレクターなんでしょう。

個展レベルの作品の数ですが、やはり個展と違うのは美術館ではないということと、特にその作家について考えて欲しいとかそう言うのがないというところでしょうか?実はそう言う方が日本人には合うのかもなと思ったり。キレイーとかスゴイーとかそういう感じでもいいですもんね。コレクション展なら。いや、これからはコレクション展の見方が要求される時代になるのかもしれませんが。この人はこういう思想の元にとか。その場合、こういう1アーティストのコレクションになってしまうと見えにくくなってしまうものですね。
Alan Cristea
Alan Cristea Gallery
Jonathan Watkins
Alan Cristea Gallery
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Greg Hilty Julian Opie
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Tags:GMO, Julian Opie, ジュリアンオピー, 熊谷コレクション
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ニューヨークやロサンゼルスなど国内外で活躍している、五木田智央さんの展覧会が丸ビルでやっていたので行ってきました。

僕の中で五木田さんといえば、DICでやっていた展覧会のイメージが強くモノクロの溶けた人物のような画像やストリート感のあるモノクロ絵画を作っているイメージだったのですが、今回の丸ビルでの展覧会では大きなバルーンの人形があったり、彫刻、棒のような立体、フラッグのようなものまで自由によりストリート感のある作品がありました。


もちろん、ペイント等はかなりの高額なのですが、ソフビのフィギュアとか、テイトウワさんのジャケットにスプレーをかけたような作品なんかは結構手軽な値段で売られていたりして、物欲を刺激されてしまいました。結構自由に色々なものを作品にしているという印象をうけましたが、やはり全体的にモノクロでありそしていろいろ作って入るけれどもペインターであるということを印象付けられる展示でした。

しかし、見れば見るほどあのモノクロで溶けているような人物像やグラデーションの筆さばきというかなんというか、それだけで素晴らしいって感じがするんですよね。説得力があるというか。もちろんストリート感のあるイラストのような絵画のようなドローイングのような作品やそれをまとめた作品もすごくいいですけども。
五木田智央
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五木田智央
Honor Fraser Gallery
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Tags:テイトウワ, 丸ビル, 五木田智央
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あえかなる部屋 内藤礼と光たちを見てきました。(WEB)
内藤礼さんの映画と聞いてどんなものなのかなという気持ちで観てきました。
基本的に内藤礼さんの作品は雰囲気というか周辺というか真直ぐわかりやすいものではないので、
そんな中で作家や作品に迫った映画ができたのかと思って観に行きました
結果から言うと、内藤礼さんは内藤礼さんで作家や作品に迫れなかった。
しかし、それがいかにも内藤礼さんだったというような印象でした。
結局のところ違う女性が内藤礼さんの母型に包まれたなかで何かが起きている
というような内容だったので、内藤礼さん自身が中心にいない周辺で気配を作っている
その状況そのものが内藤礼さんであり、それを掴むことはできないという映画でした。
内藤 礼 西沢 立衛 鈴木 研一
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内藤 礼
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内藤 礼 鈴木 るみこ 長野 陽一
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内藤礼
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Tags:イメージフォーラム, 内藤礼
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