文化庁メディア芸術祭がはじまったという事で、ちょっと楽しみにしつつ行ってきました。毎年なんだかんだで楽しみなんですよねぇ。しかも今回はiPhoneアプリとかあったりして、それもなかなか面白い感じですね。
やっていたのは新国立美術館ですね。今年も新国立美術館だったんで、去年みたいにちょっと観づらいかな?なんて思って行ったんですが、今年は何となく会場構成が良いバランスで、見やすかったです。ちょっと人が少ないタイミングで行けたのが良かったのかもしれませんが。アニメは結構みてたやつが多かったですね。とらドラ!とかが入ってたのは意外だったけど、嬉しかったですね。あと、センコロールは観たいなぁ。
ミュージックビデオでもSOURの日々の音色とかがずっと流れてていいなぁって感じだったなぁ。でも、あのビデオは良いビデオですよねぇ。
あとは、電気グルーヴのFake itとかも流れてたなぁ。
ゲーム部門とかWeb部門とかも毎年参考になるなーなんて思いながら観たり。あと、明和電気がらみのYUREXとかも出てたなぁ。あと、ブラウン管とビデオデッキをつかって演奏する人の演奏とかもあったり。漫画部門は結構いつも通りじゃないっていう面子だったりするんだけど、まあその辺はご愛嬌かな?とにかく結構いろいろ面白かったです。
まだ、やってるので観に行くのもアリだと思います。無料ですし。あと、iPhone持ってる人は行く前にアプリを落としていった方が良いかも。Wi-Fi下か、PC経由じゃないと落とせないので要注意です。
こんなアプリで、会場の説明とか作品それぞれの説明とかTwitterを使った投稿とかも出来ますね。そんな感じです。あ。そういえば、裏の方にTwitter広場なるものがあったけど、使い方不明すぎてちょっと笑えた。
Archive for 2010年2月
文化庁メディア芸術祭
G-tokyo
今年初の試みで僕が普段いっちゃうくらいのスゴい有名なギャラリーが集まって現代美術のアートフェアが開かれたので行ってきました。本当は対談みたいなのにも申し込んでいたんですが、どうしてもリハが外せなくてそれに行けなかったのは残念でしたが、アートフェア自体には行けました。G-tokyoです。
都内の超有名ギャラリーが集まっているだけ合って、置いてある作品も早々たる作品といって良いと思うし、実際そういう状況下だったので、他のアートフェアよりもかなり見応えがあったとおもう。もうどんなギャラリーが出てて、どんな人の作品があったかは、HPから観れるので割愛しますが、もう面白いものたくさんありました。ここに出ててあまり行ってないギャラリーにも足を運んでみたいなって思ったし。気になったのは金氏さんの作品とかスゴい高騰してる気がしたとか、横山裕一さんの作品って2つのギャラリーからでてるなーとか。思ったよりもARATANIURANOに好きな作品多いなーとかそんな発見もあったり。まあとにかく面白かったので、来年もあるといいなぁ。
泉太郎「クジラのはらわた袋に隠れろ、ネズミ」
泉太郎さんの「クジラのはらわた袋に隠れろ、ネズミ」を浅草のアサヒアートスクエアに観に行きました。
いつもの泉太郎さんの作品って感じではあったんですけど、サイズ感がちょっとちがっていたような気がします。横浜のCREAMでもやっていたサイコロの作品の巨大版というような作品でした。その端のほうでは日常/場違いでやっていたような映像を別の物体に投影してさらに元の場所に移して戻すっていうものもやってました。その他にもいくつか作品があってそれぞれ面白かったし、扇風機にカメラを乗せて歪んだ映像を映し出したりとか、メジャーをほめる/けなすという映像を同時に流してたり、まあ口では説明できないんですが、色々な作品があってどれも良かったですね。上の階から下の階の双六を眺めるのもスゴく視点が普段見えない感じだったので、面白かったです。
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内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している
内藤礼さんの「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」を鎌倉に観に行きました。
これは、終わり直前で駆け込みで行って良かった・・・。ホントにおもしろかったです。内藤さん言えば、空気や場の雰囲気というような曖昧なものを作る作家というイメージがあったんですが、これほどまでに場をつくるなんてすごいとしか言いようが無かったです。色々作品はあったんですが、「地上はどんなところだったか」が特にスゴかったですね。ガラスの反射をつかってそこに無い向こう側の世界を作っていました。説明が難しいのですが、鏡のこちら側と向こう側、そして鏡の中の向こう側という世界を薄らとつないで存在を感じさせるというようなものでした。水やガラスなど反射や小さい光を使っての反射を含めて完成された空間で、ガラスに映るものが反射なのか向こう側にそんざいする実態なのかわからないような世界が面白かったです。とにかく体験してみないとわからないと思うんですが、とにかく良かったです。そのほかもいつもの内藤さんっていうような精霊の作品もあったりって感じでした。とにかく面白かったです。
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ルイス・バラカン邸をたずねる
ワタリウム美術館でやっていた、「ルイス・バラカン邸をたずねる」に行ってきました。メキシコの建築家、ルイス・バラカンの家をワタリウム美術館に作ってしまうというものですね。ちなみに妹島和世+西沢立衛/SANAAが会場構成を担当していました。
最初入った時は何の前情報もなく入ったので、開場にバラガン邸が構成されていることに気がつかなかったんですが、途中で気がついてなるほどなという感じに。普通の建築家の展示と言ってイメージするのは、比較的今まで作ってきた建築の歴史や思想を追うものが多いのですが、これは本当にバラガン邸をたずねるというコンセプトだったので、最初はちょっと戸惑いました。が、なかなか面白かったですね。家具とかも本当にバラガン邸から運んできたと思われるものが、その配置に置かれていたり、壁もその色に塗り替えられていたりしていました。本当にバラガン邸に行くのは無理なので、擬似的にでもこういう展示が楽しめたのは面白かったと思います。
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六本木で展示とか 10.01.13
六本木で色々やっているタイミングだったので、まとめて観に行きました。まずは、国立新美術館のDOMANI・明日展2009です。
海外派遣された若手芸術家の発表展みたいなもので、結構色々なタイプの作品があって、現代美術ばかりではなくて、いろいろなタイプの美術がありました。結構いいなーっておもったのは安田佐智種の写真が好きでしたねぇ。引き延ばして歪んだ高層ビルの眺めのようなものは面白かったです。あとは、伊庭靖子の陶器のような絵画とか、藤原彩人さんの平面のような立体彫刻とかもおもしろかったなー。
その次に行ったのは、DESIGN HUBのたべものと布ですね。「食べものを楽しくおいしく食べる」というテーマのもと、ランチョンマットやテーブルクロスなどの「フードクロス」をデザイン。食べることの幸せを、目でも楽しんでいただける展覧会。ということで、色々なクロスが売ってたけど、なんかちょっと飛び道具が多くて実際使うとなると違うんじゃないかなってのが多かったですね。でも、実際にそのばで買えるっていうのは大きいと思います。
そして、最後が森美術館の「医学と芸術展」です。まあ、森美術館だから行くっていうのもちょっとありましたけど、結果的にはなかなか面白かったなーと思えるものでした。単純に普通の展示とは違ってテーマが飛躍しているなっていう部分はあったと思いますが、そういう雰囲気が面白かったです。何となく医学の歴史とかに詳しくなって気分にも少しなったりして。まあ、ココが見所って感じではなかったですが、しいていえば、デミアンハーストとダ・ヴィンチなんでしょうか?ダ・ヴィンチのスケッチとかはかなりスゴかったなー。展望台に行くような人もみる場所なのでなるほどなと思わせる展示でした。
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