神楽坂や江戸川橋の近くにある松の湯という銭湯の2階で行われているアート天国という展示を観に行きました。
これが松の湯ですね。この2階でイベントなんてスゴいなー。1階はホントに営業中っていうのもすごいって感じです。で、このイベントのチケットを買うと銭湯のチケットもついてくるというビックリな企画ですね。結構ニューコンテンポラリー系の有名なギャラリーも参加してまして、結構面白かったです。
イベントのなかでインスタレーション的なものもやってて、お茶会とか、歌とドローイングとか、歌とオタ芸とかそんなものもやってて気がついたら3時間以上経っててビックリました。特に面白かったのは歌とドローイングといったやつですね。遠藤一郎さんと愛☆マドンナさんはスゴい良い感じで面白かったです。グダグダだった気もするけど。笑
こんな感じですね。お茶会も結構面白かったけど。あと、どうやら入りが良くて銭湯チケットがなくなったみたいで、銭湯券無しになって入場料が500円やすくなるみたいです。
Archive for 2010年2月
アート天国
恵比寿映像祭 歌をさがして
恵比寿映像祭 歌をさがしてを観てきました。歌を探してというだけあって、音楽と関連した映像が多かったのだけど、結構実験的なものが多かったようにも思ったり。BankArtNYKでみたTime Lapse Plantとかあったんだけど、外でやっていたやつに関しては昼はわからないね。要注意。でも、面白いから夜観に行くと良いと思う。何か映像祭としては、去年と一緒で何か足りないというか違うような気もしたんだけど、今後も続いてドンドン面白くなると良いなーなんて思ったり。
中目黒ー代官山ー恵比寿ギャラリー巡り 10.02.20
中目黒から恵比寿辺りのギャラリーをブラブラしてきました。
まずは青山|目黒。Lotte Lyon 1:2がやってました。ホントは1LDKって所でやっている展示も見たかったんだけど、こちらはもう終了してて、青山|目黒にあるものだけ観てきました。うーん。なんかちょっとよくわかんなかったなー。
次は、MIZUMA ART GALLERYへ。烏丸由美 展 「ぼくたちの東京ストーリーズ。」がやっていました。一見ちょっとPhotoshop加工したものを絵画で焼き直したような印象に思えるんですけど、それとは違う書き込みが空間内に浮かんで展開していました。画像とか印刷だと非常にわかりにくいのですが、とにかく面白かったです。
その次は代官山に移動して、ヒルサイドフォーラムに行って、「槇 文彦展」光、素材、情景 Light,Materiality&Sceneryを観に。槇さんの最近の新作を展示してありました。まあなんというか、作風がイマイチ掴めないんだけど、結構近年はガラスを多用しているのかなぁ?光の取り込み方がスゴい気がしますね。あと、四角い空間をうまいバランスで配置してる気がしました。
で、最後は、Nadiff Galleryへ。柴田 敏雄『a View for Grey』を観に。ダムとか造成地のコンクリートなどを写真におさめているという作品なのですが、これがスゴくいいです。巨大建造物とかもいいですけど、何とも良い感じですねぇ。写真ってあんまり得意じゃないものが多いんですけど、これはかなり好きですねー。
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初台あたりのギャラリー 10.02.18
オペラシティに行ったので、ついでに近所にあるギャラリーに行ってきました。行ったのはWAKO WORKS OF ARTとKENJI TAKI GALLERYです。
WAKO WORKS OF ARTでは、Gerhard Richter “New Overpainted Photographs”がやってました。ゲルハルト・リヒターといったら超有名どころだから観ておかないとなーって感じですね。今回あった作品は”オーバーペインテッド・フォトグラフ”で、文字通り写真の上にペイントを施してあるものですね。なんか良い感じだけど、イマイチそんなに巨匠って感じもせずにまだちょっとわからないな。どうしてココに至ったかわかればいいんだろうけど。まあ、そのうち調べようかな。
KENJI TAKI GALLERYでは、田島 秀彦 展「ありふれた素晴らしい日々」がやってました。こちらは、結構好きなタイプですね。光の点滅を取り入れた平面作品や、カラフルなプラスチックの玩具などを変形、変容させた立体やインスタレーションなど、日常と非日常を交差させながら直接視覚に訴えるような華やかさと危うさが共存する作品を制作する作家さんだそうで、確かにそういう感じですね。まあ、華やかさと危うさというのはちょっと大げさかもしれませんが、バランス感覚のズレがなかなか良い感じで面白かったです。
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エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界
新宿で映画を観る予定があったので、その前に東京オペラシティアートギャラリーで「エレメント 構造デザイナー セシル・バルモンドの世界」を観てきました。
最近は色々複雑な形の建築が増えてきているなかで、建築家はクローズアップされて紹介される事が多いですが、その下には構造設計の人とかその他たくさんの仕事をしている人がいて、その構造デザイナーのセシル・バルモンドの展覧会ですね。
セシル・バルモンドはアラップで、レム・コールハース、伊東豊雄、アルヴァロ・シザとプロジェクトをやっていたりします。中国のCCTVは、セシル・バルモンドですね。構造を考えさせるものがいくつか並んでたって感じですが、実際思ったよりも作品数は少ない感じですね。でも、何となくどういうところをイメージの起源にしてるのかがわかりました。
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ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……
東京国立近代美術館でやっていた、ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……を観に行きました。ウィリアム・ケントリッジは南アフリカの作家で、これだけの作品が集まるということはないのではと言われているそうです。
作品は基本的には実写とドローイングが混じり合った動画ものがメインのような気がします。ドローイングが本当のドローイングって感じなんですが、でも、それがアニメーションになって動き出しているという初期の作品がいくつか展示されていて、それだけでものすごい作業量と手間を感じていたんですが、その後、白黒動画とドローイングをあわせたものなり、手書きアニメーションより進化して、最終的にはカラー動画と交わったり、その他の立体視や鏡を利用しれ作品なども取り入れ始めようとしているようでした。
動画だけ全部観ても2時間はかかるとの事で、全体的にボリュームが多かったですが、実験映像という印象でそれがナカナカ面白かったです。もうちょっと作家の背景とか作品がどういう状況で作られたかなどの知識があったらより楽しめたかなー。それでも面白かったです。
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MOTと清澄ギャラリー 10.02.09
馬喰町あたりのギャラリーをまわってから、清澄白河へ。MOTと、金氏徹平さんの展示を見るのが目的で、そのほかもいくつか。
MOTに行ってサイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年とMOTアニュアル2010装飾を観に。サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年は何かいまいちだったなー。作品の説明かなぁ?何となく何かが足りなくてわかりづらい感じ。音楽系の受賞者が無視されているみたいな話もあったけど、それ以前になんかあんな展示で微妙じゃないかっていうを思った。何か調整中の作品が異常に多かったし。良さやスゴさを伝えきれてないのは展示する人の問題なんでしょうが。その辺を感じました。
次にMOTアニュアル2010装飾の方に。こちらは一転して現代美術のギャラリーを詰め込んだ様な展示。こっちは良いのもあるし、そんなに好きじゃないなーっていうのもあるんだけど、一番圧巻だったのは塩保朋子さんの展示でしたね。紙を切って絵のような穴があいているっていうものなんですが、高橋コレクションで観た時にもいいなーって思ったのですが、今回は大きさがそのときと比にならない大きさでさらに、光を当てるという演出もあってホントに作品を観たって感じでした。良かったなぁ。全体的に装飾に焦点を当てた展示でしたがそれほど装飾装飾してない感じも良かったです。面白かったです。
次に、清澄のギャラリービルへ。まずは上の階からという感じで、小山登美夫ギャラリーから。名知聡子展 告白がやってました。あまり肖像画みたいなものを良いなーと思ってみる事はすくないのですが、なにやら独特の存在感と光を利用したような大きな作品もよかったけど、肖像画が何か心に残ったなぁ。
次はHIROMI YOSHIIへ。前田圭介 | the patcheryと東義孝 | DILEMMAと石森五朗 | Possibility of Translationがやっていました。上の写真は東義孝さんの作品ですね。どれもそれぞれ良かったですが、イマイチ作品数が多くないし、個人的には複数の合同展みたいなのはちょっと面白さに欠けちゃうきもして何となくなーって感じでした。
次はTaka Ishii Galleryへ。田根 剛さんの“sur-impression”がやっていました。記憶というのをテーマにしているという作品が2つほど。ちょっとわかりづらかったんですが、何となくそんなイメージかなっていう作品でした。イマイチわからなかったなー。そこにあると言う感じでした。
最後が目的の金氏徹平さんの展示ですね。場所はシューゴアーツですね。金氏徹平さんのRecent Works”Post-Something”という展示です。全体的に近年の作品って感じでしたね。近年のシリーズ物がいくつかあるって感じで、白いものとかは全然なくてリキッドのものとかシールや紙のようなものをあわせたものが多かったです。あと、映像やプラスチックと流木を組み合わせた作品などでした。全然みたことの無い作品とかもありましたけど、今までと根本的には同じ感じで色々なものを様々なバランスで出会わせているって感じですね。そのバランス感覚が面白いですね。もちろんあんまり好きじゃないシリーズもありますが、好きなものも多いですね。また何かあるだろうからそしたら観に行こうっと。
馬喰町とか浅草橋とかのギャラリーへ 10.02.09
馬喰町の変成態で鬼頭さんの展示があるということだったので、そのあたりにあるギャラリーにまとめてまわってきました。
まずはspace355のKeumsan GalleryとGALLERY HASHIMOTOへ。まずは、Kemusan Galleryへ。アジア若手作家2人展がやってました。松枝悠希さんと金英眞さんの2人展ですが、松枝さんの立体がちょっと好みでした。一見平面に関連した何かが空中に浮いているような飛び出したような状態になっているようなものでした。まあ、何となく整いすぎてるなーという印象もあったけど、またどっかで観るかもなと思いました。
次にGALLERY HASHIMOTOへ。こちらは、開発好明展がやってました。こちらは、なんともやっちゃってるなーって感じでした。SALEって書いてあるから何事かとおもったら、会期が進むに連れて作品がセールになるってもので、さらにその作品も安売りのシールが上から張られちゃってるようなそんなものだったり。そして、会場ではくじ引きが行われててそれが安売り感をあおってたりして。なんかちょっと面白かったです。HPにもあるように、デパートやスーパーなどで普通に行われている値引き、景品システムを美術展に流用します。っていうそれ自体をとりこんでの現代美術でした。
次ぎに行ったのは目的地のgallery αMですね。変成態の鬼頭健吾さんの展示を観てきました。巨大に広がったパラソルの集合体とそれに囲むようなクロスも含めて色彩豊かでPOPな空間に仕上がっていました。そのほかにも平面とかミラーボールを連ねたものとかもありました。とにかく何と言って良いかわからないのですが、空間をPOPな感じに思わせる力がすごいです。まあPOPと感じるのはそれぞれな部分だとは思うのですが、空間や雰囲気というものを何らかの形に変えているという感じがしました。
その次は、TARO NASUへ。Ryan Gander “I’m an Aurefilian”がやってました。うーん。何やら面白いものもあったとは思ったのですが、解説もないし作品タイトルとかだけではイマイチなにを表してるのかわからない感じでした。もうちょっと説明がないとわからない作品だったので、よくわからないなーって感じでした。
その次はラディウム – レントゲンヴェルケへ。満田晴穂さんの自在という展示がやってました。金属で昆虫を作っているというものなんですが、超精密に本物と見間違えるかのようなように出来ていてビックリしました。
次は、CASHI°へ。彫刻家Negam!さんの個展「ザギンでシースーを -Breakfast at Tiffany’s-」をみました。これがかなり面白かったですねー。彫刻なんですが、全体的に面白みを狙っているというか、かなりシニカルなギャグというか。小さな西郷さんの彫刻を渋谷のハチ公をもっているようにして大きさを逆転させて映像にしてたり、自分の5人肩車しながら歩ける彫刻を肩車しながら色々なところをある居たり、自転車乗ったりなどなど。とにかく作品を利用した作品がかなり面白いことになってました。もともと彫刻とかには弱いので、面白かったなぁ。
このあたりでの最後は、MAKII MASARU FINE ARTSへ。舩木大輔“アートによるアポとーシス”展をみました。結構POPな雰囲気の人の彫刻とか絵画なんですが、今回のアポトーシスということとちょっとPOPな作風とイマイチあっていなかったというか。何となくもうちょっとその作風を変えてやってくれたら面白かったかなぁとも思ったんだけど。それかPOP過ぎて気味が悪いとか。まあなかなかそういう感じにも行かないだろうし難しいなー。なんか妙な感じでした。それが正解なのかもしれないけど。
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六本木ギャラリー巡り 10.02.04
六本木の国立新美術館に文化庁メディア芸術祭を観に行ったついでにそのあたりでやっていた面白そうな展示にいくつか行ってきました。
まずは、ギャラリー間へ。建築家の読書術を観てきました。30代の若手建築家の中村拓志、中山英之、平田晃久、藤本壮介、吉村靖孝が、お勧めの本を出してるだけの展示がメインではないちょっとした催し物みたいな感じでした。まあ、みんなそこそこ有名な人だけになるほどなーとか面白い部分はあるかも程度ですね。模型もないし、まあ気になる人は。
次にAXIS リビング・モティーフ。かみの工作所のかみの道具3「トクショクシコウ展」がやっていました。かみの工作所のものは有名どころに頼んでるかなのか?それとも技術力があるのか?それはわかりませんが、とにかく良いものを/面白いものをつくるなーという印象。今回も期待に答えてくれました。トラフや菊地敦己さんも出てるので、結構面白いです。
最後は、JAGDA TOKYOの1週間展覧会(信藤洋二 × 菊地敦己)を観に行きました。結構デザイナー関係で有名な展覧会だったのに、なんとなく作品?がすくなかったです。菊地さんのデザインは好きなので、観に行ったんですが、結構いつものやつ的なものが出てました。今後なにやるのかな?さすがに一週間で交代は早すぎるので、もうちょっとやって欲しい
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