トーキョーワンダーサイト本郷でやっていた、Emerging Artist Support Program 2008に行きました。どうやら、企画公募展のだったみたいで、3つの企画展を見たイメージですね。
1、2、3階とあって、個人的には2階がよかったですね。1階はonnacodomoさんだけかなー。onnacodomoさんの作品は見入っちゃいましたね。すげーアナログなんたけど、すごいデジタルエフェクト風なところとかあったりチープなところもあったりといい感じですね。ああいう発想ってすごいなぁ。2階はもう何と言ってもSebastian Stumpfさんにつきますね。普通に東京の街にあるような街路樹に昇りまくるというだけの映像なんだけど、これがやばい。見た人にしかわからないエモですね。もはや。まとめてくれてる人もいるんだけど、これだけじゃつたわらないよなー。とにかく一見の価値あり。ウケる。
人力であり得ない光景を作って行く。それをビデオないし、写真でみせちゃってるのがすごかったですね。その街路樹に昇るビデオ以外には、空中をあるいているような写真と、ひっくり返っちゃったような写真がたくさん見れます。これも面白い。
Archive for 2009年4月
Emerging Artist Support Program 2008
101TOKYO
コンテンポラリーアートフェアの101TOKYOに行ってきました。去年もやってたんだけど、なんだかんだしてて行けなくって、今年こそは行くぞ!って意気込んで行ってきました。
行って入ったら、いきなり小山登美男ギャラリーの部分があって、ギャラリーで見た時びっくりして良いなーって思ったエジプトが置いてありました。
三宅 信太郎さんのPath to Egyptって作品らしいです。三宅さんは気がついてなかったんだけど、既に小山登美男ギャラリーで見るよりも先に直島で見てたんですね。気がつかなかった。
そのほかにも色々ありましたが結構気になったのが、この作品。
こんな絵ですけど、
近くで見るとこんな。
このギャップがなかなか味わいがあるというか。
そのほかにも昨今のCDが簡単にコピーされている現状のカウンターとして、CD−Rに焼いたCDの盤面や、ジャケットやら、歌詞カードすべてを手書きで再現するという、簡単にコピーしないコピーの作品があったりとか、おもしろいのもいくつかありました。
なかなか面白いけど、もうちょっとボリュームがあったりとかすればもっといいかなーって思っちゃいました。もう見た事あるのとかもあったんで。
六本木アートナイト
六本木の夜をアートが占拠するイベントがありました。
六本木アートナイトです。
なんと行ってもメインはジャイアント・トらやんですね。
ヤノベさんのトークを聞いたんですが、面白いですね。
最後に火を吹かせていたのも印象的でした。笑
火の様子はこんな感じですね。
こんな巨大ロボが火を噴くだけでもおもしろいですけどね。
今はMOTに展示してあるらしいですけど、火は噴くのかな?
噴かないだろうなー。
トークでは、子供が喜んで、大人が顔をしかめるような
事をやって行きたいみたいなトークをしてて面白かったです。
で、そのほかにも、トリエンナーレで三渓園に出てた
霧のアーティストの人がまた霧を使ってました。
三渓園の方がよかったですけど、ここでもなかなか。
これは三渓園の様子ですね。
そのほかにもダンスの人とか、
ミッドタウンの公園をぼんやり光る風船でたくさんにしているところとか、
いろいろやっていました。
アートイベントとしてなかなか面白いと思いました。
こんなに大きくイベントやる事もないし、
来年もぜひやってほしいですねー。
だって無料バスとか走らせてたし、たくさんの人員をつかってましたし。
とにかくいろいろなところで大きくて面白いイベントだったと思います。
LIGHT-LIGHT IN TOKYO
表参道のルイヴィトンでやっていたLIGHT-LIGHT IN TOKYOに行きました。
ミラノサローネとかでもやっていたみたいなんですが、
光と音を使ったインスタレーションでした。
こんな感じで、横の入り口から入って、
エレベーターで最上階に行くんだけれども・・・。
エレベーターホールとかエレベーターが
いかにもヴィトンって感じですねぇ。
中では、エレクトロニカ系というかアンビエント系というか
そんな感じの音楽にリンクして
8×10くらいの空間の棒の中から、光が射すんですが、
その光の上にメレンゲ系のお菓子が乗っかってるという。
イメージとしては空気でピンポン球を浮かす感じですね。
光が出るとそこの上のお菓子が浮くんですね。
口ではバランスを説明しづらいんですけど、
すごく良いバランスで成り立ってました。
この辺を観てもらうとわかるかも。
作った人はプロダクトデザイナーなんですね。サローネにでてるし。
あ。グエナエル・ニコラってあのC−1って言う自邸作っちゃった人か!
動画ありました。
お勧めだったんですけど、会期が短くてもう終わっちゃいました。
内藤礼 color beginning
ギャラリー小柳でやっている内藤礼さんのcolor beginningを観てきました。
内藤礼さんの展示はこの前のトリエンナーレの三渓園でも
観れたんだけど、それと同じ物もありました。
内藤さんの作品は全体的に薄いイメージで、
薄いというよりは空間の中で薄い空気をつくるような作品で、
すべてが空間の中で雰囲気をつくるものになっています。
そういう手に取りづらい何かという物を
作品にしていて、一見退屈といえば退屈な作品とも思ってしまいそうですけど、
気がついたらもう、空間が支配されているように思えます。
うっすら色づいた何かで光の感じさせたり、
空気の揺らぎを感じさせたりと、静かに感じれたりして。
また、ギャラリー小柳の空間がそれを助けてる気もします。
みんなにはオススメできないですけど、結構面白いと思います。
第5回 ベストデビュタント オブ ザ イヤー
第5回 ベストデビュタント オブ ザ イヤーの
「受賞クリエーターズファイル」展を観てきました。
場所が銀座のMIKOMOTOだったので、ちょっと入りづらい。苦笑
伊藤さんの方の建物だったらよかったのになー。
なんて思いながら、本店の方に行ってきました。
受賞は「ファッション」「アーティスト」「空間・ID」「音楽」「文芸」の
5つの部門があってそれぞれ選ばれていましたが、
アーティスト部門はカイカイキキの方みたいですね。
しかも、GEISAI出身っぽい感じでした。
そんなことよりも、一番の驚きは空間・ID部門の受賞がトラフで、
まあ、クラスカとか東大の医学部のカフェとかやってるんですけど、
今後アメリカあたりに作られるショップの棚の見本がありまして、
これが衝撃的な事に、横山裕一さんの顔がプリントされた棚で!笑
ということで、すべてそっちのけで大興奮。笑
だってあの顔がでかいんだもん。
すべてそれに持って行かれました。
トラフの懐の広さに感激。と、同時にできたら行ってみたいなー。
模型があったんですが、横山裕一さんの絵だらけでした。
ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展
ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展を
メゾンエルメスに観に行きました。
スケジュールは2009年02月24日ー2009年05月17日
月〜土11:00-20:00 (最終入場19:30) 日11:00-19:00 (最終入場18:30), 3月18日(水)休みのようです。
ちょっと写真は撮れなかったんですけど、
作品は全部で2つありまして、そのなかの「40声のモテット」が面白かったです。
どうやら、40声の合唱曲をそれぞれ個人にマイクを取り付けて
録音した物を40個のスピーカーに割り振って、それを円形にくむ事で、
面として迫ってくる音を、鑑賞者としての立場で聞くのではなく、
演奏の中に入り込んで、一緒に演奏しているような、
演奏者としての立場から音楽を聞く事ができるという作品。
まあ、小難しく考える事はできますが、
普通に観に行って何もしらないとしても
40声が一斉に発声されたときの圧倒感とか単純に楽しめると思います。
会期もそこそこあるのでお勧めです。
あと、もう一つの作品がナイトカヌーイング。
って、Fishmansじゃないけどさー。笑
ところで、この作家の方は、2005のトリエンナーレにも
作品を出してたみたいなんだけど、ちょっと覚えてなかったなー。
さらには今年の2009の大地の芸術祭にも出るらしいです。
これはちょっとチェックですね。
あー。今年はもう大地の芸術祭かー。
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DRAFT展 ブランディングとアートディレクター
DRAFT展 ブランディングとアートディレクターを観てきました。
G8でやっていた植原亮輔さんもDRAFTの一員ですね。
DRAFTは多岐に渡って、本当に色々やってました。
あれもこれもそうなんだーという印象。
モスバーガーの広告とか、オシャレな下着のお店とか、本当に何でもやってますね。
所員個人で、何を作ったかという展示も地下の階でわかるようになっていて、
それぞれ個々人の個性が出てるんだなぁという印象を受けました。
代表の宮田さんはデザインするなというそうで、
それが木をみるような細かい作業にとらわれるなという意味で使われている
というような事を言っているようです。
もっと森のような部分をデザインするという事が必要で、
デザインしてますと言って細かい部分に入って行くとデザインするなと・・・。
なるほどなぁ。
アーティストじゃないんだからデザインはもっと森の部分を
作るべきなんだろうなって言うのはわかる気がします。
勝手な解釈かもしれませんが。
そんなタイトルの本「デザインするな」が出たという記念の展示でもあったみたいです。
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第3回 shiseido art egg 小野耕石
第3回のshiseido art eggの小野耕石さんの作品展を観てきました。
シルクスクリーンを多重に堆積させるようにして、
様々な色で刷ることで、独特の色の地層のような有機物のような
立体が生まれるということをしていました。
単にきれいに並んでいるだけのドットが何層にも堆積させると
カッパドキアのような。つららのような自然の物のように見えたりして。
ものすごい時間がかかりそうだったんですが、
観る角度によって色が変わったり独特の反射をしていたりと、
すばらしい作品でした。これ欲しいなーって思う感じ。
単なる面のようなんだけど、きれいで観ていて飽きない作品でした。
制作の話とかが乗ってるサイト見つけました。