遠くて身近な歴史?1968年そしてホロコーストをトーキョーワンダーサイト渋谷で観てきました。
1968年にあったニュースを絵画にしてるんですが、透ける布の上にも書いてレイヤー化していて、何気なく2重に表示されて立体化してるように感じる作品でした。ちょっと前知識も何も無かったので、何となくで通り過ぎてしまいました。あと、もう一つの作品は明かりがずれてそこに物語と写真があるものでした。こちらもよくわからないので、何となくですぎてしまいました。
Archive for 2009年4月
遠くて身近な歴史?1968年そしてホロコースト
<住宅プロジェクト2009>展
<住宅プロジェクト2009>展を観てきました。
なかなか面白いのもあるんですけど、作品展数が多すぎるのと、見せ方がイマイチ微妙なんですよねぇ。というか、GAの展示はそういうのが結構多いですね。ギャラリー間とかは見やすいのになー。もっと模型とかあると面白いし、作品展数も絞ってほしいですねぇ。会期を何回かにわけても良いと思うんですけどねぇ。
もっとパネルで大きい写真とかあったらとか文字が読みづらくて書いてある事が多すぎるとかその辺も何かありそうですけどね。そもそも出版社なんだから、上手い事本から編集して出してくれても良いと思うんですが。なんかもったいないですねぇ。
U-Tsu-Wa/うつわ
21_21 DESIGN SIGHTで「U-Tsu-Wa/うつわ」を観てきました。
今回は三宅一生さんの企画のようですね。毎回思うのですが、デザイナーはキュレーターではないというか、展示としてはどうしても見せ方や、展示企画自体が弱いような気がします。デザインの美術館というようなテーマは良いんですが、やはりデザイナーがキュレーターを育てるのではなくて、デザイン専門のキュレーターを育てる方が良いのではないかと思ったりします。
今回も何だかイマイチ展覧会としては弱いなーという感じなんですよね。これが例えばショップのイベントとかで、飾ってある器が買えるとかそういう感じだったら、全然印象が違っていてこれはすごいってなるんですけどね。見せ方がやはりそういう商業的シーンの見せ方であるような気がしました。これは今回だけじゃなくて比較的毎回ここの展示では思うんですけどね。
うつわはきれいだったし、すごいなーって言う感じもあったんですが、何となくイマイチ弱かったです。あ。でも吉岡徳仁さんのやつはインパクトあったなー。あの人自体デザイナーよりもアーティストに近いからかな?
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デザインのイエス、ノー。
デザインHUBで行われていた「デザインのイエス、ノー。」を観てきました。YESとNOと思う物をデザイナーがそれぞれグラフィックにしてポストカードやらTシャツやらにプリントしてるんだけど、なんかなーっていう展示方法だし、なんだかなーっていうできの物も多くて明らかに片手間感出てたり。多すぎて何が見せたいのか何が言いたいのかもよくわからないし。つうか、テーマが大きすぎるのか?なんかよくわからなかったです。
ARTIST FILE 2009
ARTIST FILE 2009に行ってきました。この展覧会は、国立新美術館の学芸スタッフが日頃のフィールドワークの中で注目する作家たちを取り上げ、それぞれを個展形式で紹介する展覧会ということで、9人分の個展が一挙にみられるという感じです。
それぞれ9人分の個展という事で、もちろん好きな感じのもあれば、そんなに好きじゃないなーっていうのもあります。行けばどれか一つくらいは好きなものがあるんじゃないですかねぇ?まあ、好きな物ばかりを観てるだけでは面白くないので、こういう一同に観れるって言うのは面白いですね。
僕が好きだったのは、村井進吾さんと津上みゆきさんですね。特に村井進吾さんはつぼでしたねぇ。展示の仕方がすごい良かったというのもあるのかもしれませんが、見た瞬間になにやら静寂のような凛とした空気があって、石の彫刻なんですけども、自然の中にありそうなタイプの展示でしたが、これがホワイトキューブの中にあるインパクトがすごかったです。しかも力強いというか。とにかくカッコいいーって感じです。
外にあった作品を撮ってみました。
紫外線があると白いプラスティックが紫に変わるそうです。
齊藤芽生 遊隠地/百花一言絶句
ART UNLIMITEDに齊藤芽生の「遊隠地/百花一言絶句」を観に行きました。
近くを通ったので行ってみたのですが、行ってみたらアーティストファイル2009に参加している齊藤芽生さんの作品展がやっていました。細かな書き込みで結構、大友克洋さんのような感じの影響や和風の使い方が椎名林檎さんのような感じでしたね。個人的にはあまりこういう感じに乗り切れないんですけど、好きな人は好きなんでしょう。あと、外国人の方にも受けそうですね。あ。束芋さんとか好きな人にもいいのかもな。アートの主流はやはり欧米なんで、外国の方に受けるという事はやっぱいいんだろうなぁ。
20 クライン ダイサム アーキテクツの建築
ギャラリー間で行われている「20 クライン ダイサム アーキテクツの建築」を観てきました。アストリッド・クラインとマーク・ダイサムの二人なんですが、日本での20年目を迎えたみたいで、主な活動は日本でされているようです。
有名どころは銀座のユニクロとかでしょうか?色々やっているんですけど、あまり有名な所はやっていない感じでした。建築としても、構造から新しい事をやっているとかそういう感じではなくて、どちらかというと基本的なベーシックなもののファサードをちょっと珍しい感じにしている様でした。ファサード重視なのかなぁ?まあ、そういう方が商業ビルとかには向いているような気がしますが。なので、模型や写真なども主に見た目が注目されている感じでした。
ちょっと写真がいくつかあったので、貼付けてみます。
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チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925
チェコのキュビズム建築とデザイン 1911-1925 -ホホル、ゴチャール、ヤナーク-をINAXギャラリーで観てきました。
いわゆる絵画のキュビズムのような2次元への落とし込み方とはちょっと違うんじゃないかな?なんて思ったんですが、同時代的だったり、影響を受けている事を考えると結局そう呼んでも良いのかもしれませんが。どうやらチェコでのみ観られる建築様式らしいですが、どこそこの国のみに観られる建築様式とかって結構多いのかなぁ?様式としては、デコラティブな感じ何だけれども装飾しすぎないというものの様ですね。あとは、結晶のようなカッティングみたいです。確かにたくさん並べると余り観ない建築様式のようなきがしました。個人的にはファサードが違うだけかな?って思ってそんなに面白くなかったですが、チェコという国が気になったりしました。
村上隆個展 inochi
村上隆個展 inochiをKaikai Kiki Galleryで観てきました。このカイカイキキギャラリーは何だかわかりづらい場所にあるんですが、人も結構いたり、専属の黒服を来た人が居たりと、さすが有名アーティストって感じですね。
村上さんの新たなフィギュア?彫刻?のプロジェクトのinochiの展示でしたね。彫刻もすごく良く出来ているんですけど、詳しくないので、それだけじゃそんなに大した事無いかもって思ったりするんですが、今回観に行ってなんかやっぱり村上さんはすごいなーなんて思ったりしました。PVのようなものを作ってしっかりとしたバックボーンを作ったり、制作過程を見せる事でどのような考え方で作られたかなど、すべてがプレゼンテーションされていたので、そこまでしっかりとプレゼンできて、最終的に大きな彫刻以外にもフィフィギュアも作って作品として売り出す事まですると。なかなか商売も上手いというか。そこまで出来てる事がすごいなぁと思いました。
そんなinochiのPVがYouTubeにありました。こちらですね。
ふざけてるのか何なのか。脱力系ですね。笑
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