Archive for 2009年3月

束芋 ハウス

ギャラリー小柳で行われていた、
束芋のハウスを見てきました。
 
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いつのころから人気の束芋さんですが、
僕が知ったときにはすでに人気作家さんで、
原美術館での個展で初めて観ました。
 
ギャラリー小柳といえば、杉本博司のイメージが強いですね。
そういえば、杉本博司 歴史の歴史が今21世紀美術館でやってますね。
行きたいなぁ。でも、寒そうだから、四月の大阪のほうにしようかな。
どうでもいい話を重ねるけど、U2の新作のジャケットは杉本さんだよねぇ?
 
話がそれましたが、束芋さんもギャラリー小柳なんですね。
そんなに好き!って感じでもないんですが、色々なところで観るので、
なんとなく観ているという感じですね。
 
 
今回の作品は今まで和風の要素が強かったんですが、
海外ウケを狙ったのか?どういう心境の変化かまでは
わかりませんが、洋風のテイストの作品でドールハウスをテーマにしたものでした。
 
今までのちょっと皮肉が利いたような作品よりも
少し面白いなぁなんて感じたりしました。
 
映像と絵画のものが同じテーマであったのも
両方そろえてみたいなぁなんて思いそうな感じでしたね。
 
 
全体的には細かいドローイング作品がいくつかあって50万以下くらいだったかな?
あとは映像とそれとリンクした絵画が一点でした。それは300万とか?
覚えていませんが、庶民にはちとつらいクラス。
 
 
個人的には作風がちょっと変わってきたなぁ
と思ったので、またしばらくしたら見てみたいなぁなんて思いました。
 
 
 

 

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建築模型の博物都市

建築模型の博物都市という
UMUTのオープンラボに行ってきました。
 
DCF_0015-pola.jpg
 
コンセプトとしては、博物館や美術館などの建築の
建築模型を作成してそれを並べて比べてみる?という感じに
思えたのですが、それ以外の有名建築などもありました。
 
特に博物館や美術館の建築はすべて縮尺を
同じにしてあったので、大きさというものがわかりやすくて
なかなか良かったです。
 
その中でも結構面白いなと思ったものはコレです。
 
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惜しくも先日燃えてしまった(この棟は燃えてないですけど。よかった。)
レムコールハースのCCTVと、その下に四合院が並べられてる様で、
なかなかサイズ感も含めて、中国近代建築の異様さが伝わって面白かったです。
 
中国の近代建築をみるなら今ですね。
ホントに。なくならないで、壊されないうちに観にいかないと。
中国の建築や現代アートブームも一段落ですが、
瞬間で爆発的に伸びてその後どうなるか、これからが面白いですね。
 
ということで、ホントに色々な建築模型がありましたが、
やはり学生が作ったというところが問題なのか?
という模型のつくりの甘さがありましたけど、面白かったと思います。
 
模型だけ見てもフランクOゲーリーの建築の
力強さは圧巻でした。しかも案外つくりが丁寧というか、
使う人のことが考えられてるのが見てわかるところからも
ものすごい建築家だなぁなんて思いました。
 
 
この模型たちは、これからも少しづつ増やして、
総合研究博物館 小石川分館に置くそうです。
いつから置くのかわかりませんけど、機会があれば見ても良いかなぁ。
 
 
 

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