上野の森美術館にVOCA展を観にいきました。
最近は主に立体とかインスタレーションものを多くみた気もしますが、
やはりベーシックに絵画というか平面で作成している人たちの強み
みたいなものを感じることになりました。
なんというか、絵画というすでに成り立っているものの上で
いろいろなことをするとやはり導入として入りやすいし、
評価がされやすいんだなぁという印象があります。
もう評価の仕方がある程度成熟しているというか。
今回気になっていたのは、もちろん田尾創樹さんと小金沢健人さんですね。
田尾さんはやはり信頼と実績のおかめプロ的なものを出してきてました。
でも、やっぱ絵画として出しているのか結構レベルの高いよくできたものでした。
小金沢さんは立体を平面に落としこんでそれを少しだけ立体にしたような。
2.5次元的に思えるものでした。平面作品ギリギリという印象をうけましたが、
そこがさすがだなと思うところでもあり。
そのほかにも、いろいろな人たちがオススメするだけあって、
レベルの高い作品がありましたね。平面をあらためて見直したというか、
平面のパワーっていうものを感じ取ったような気がします。
作品点数も多くないし、結構値段も安いので、気軽に行くにはいい感じですね。
ブルーマーク
売り上げランキング: 328197