Archive for 2009年1月

清澄白河あたりでギャラリー 09.01.22

さて、本日打ち合わせということで、
途中で寄り道をして清澄白河のギャラリーに遊びに行きました。

このギャラリーとか結構緊張するんだけど、
やっぱクオリティが高いんだよねぇ。

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小山登美夫ギャラリーはマンフレディ・ベニナアティ 置き直された風景でした。
こちらはギャラリーのブログに様子が乗ってました

なにやらモチーフが似ていて、
作品それぞれにつながりがあるような。
それを色々な手法で見せたのかなぁ。という感じ。

夢の中で毎晩出てくるイメージに
少しづつ埃がたまっていって堆積してしまった
ような少し鈍い色ながらにカラフルなそんな作品が
並んでいました。

どうやらあのモチーフは両親のようですが、
そうなると何となく女性的な感じがします。
あまり、日本人にはないイメージの捉え方な気がしました。

近くにヨーガンレールがあったので、
チラ見してきました。
入ったのは、1階のババグーリってショップですが。

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これは、なかなか良い感じですね。
エコ派な女子には受けそうです。
個人的には嫌いじゃないですね。
なかなかレベルの高いものがたくさん。

まあ、これだけになっちゃいけない気がするけど、
こういう生活もあこがれたりはしますねぇ。

全然関係ないけど、
最近買ったUSB HUBが結構いい。

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30cmってところが抜き差しの多い自分には良い感じ。
結局USBポートから近いところにケーブルが散らばってるので。

あと、この電源タップみたいな形ね。
これって案外いいですね。噂には聞いてたけど。
机の上にあって形として違和感がない。

電源タップで良く見てる形だからかなぁ。
こういうデザインは感心しますね。主張してない。
けど、影で活躍してるというか。

ご飯はコチラ。

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昼はパスタでした。
自家製のアンチョビパスタ
自家製のピクルス
です。

ワタナベ家の食卓 09.01.17

もうちょっと旬を逃してるというか、
一週間くらい前の話なんですけどね。
 
ワタナベ家の食卓という企画をやりました。
ということで、その報告です。
 
朝から仕込みをはじめて基本的にお客様がたが
来るまでになんとか作れました。
 
スパイスでコースをデザインしてやろうというのが
今回のコンセプトでした。
しかもそんなにスパイシー過ぎないが、スパイスが少なくない感じです。
 
 
その流れとしては。
  
まず、みんなが来るまでにバラバラでくるかもしれないので、
つまみ程度に冷めても大丈夫な蒸し野菜と
紹興酒に漬けた酔払い鶏の蒸し鶏をつくり、
そこで、ビールと取りあえず飲んでてもらう。
 
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その後は、今回はスパイス料理という感じで始まったので、
スパイスコースを出す。
 
はじめに白豆のスパイススープ
白豆をミキサーしてスープにして味付けに
塩とターメリックとコリアンダーとホワイトペッパー等を使ったスープ。
(写真忘れ、参加者したshunくんのBlogに写真あり
 
ここで、やさしいながらに少しづつスパイスに入っていく。
 
ほぼ一緒のタイミングにサラダとしてアルゴビを。
アルゴビはサブジなんですね。
つまりジャガイモ(アル)とカリフラワー(ゴビ)のスパイス煮ですね。
 
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サラダ気分で野菜メニューを出したので、
今度は肉魚系。今回は最終的にカレーにたどり着く予定なので、
肉はそちらで使うので、ココは魚にしました。
 
真鯛のタンドリー。
たまたま安かったので買っておいて
ヨーグルトとガラムマサラと自家製のカレーパウダーを混ぜて
漬け込んでおいたものをグリルするという感じですね。
 
パプリカパウダーを入れてもうちょっと赤くしても良かったんですけど、
(辛くはならない)やめておきました。
ただ、少しガラムマサラが多くて結構スパイシーな仕上がりに。笑
 
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そして最終的にはカレーでしめるというコースで。
カレーはキーマカレーと野菜カレーですね。
これも肉と野菜のバランスを考えつつ。
 
キーマは写真の通り大量の玉ねぎと挽肉で。
残念ながらマトンではありません。
これは完全に自分調合のスパイスで。
レシピありますので、連絡をもらえれば教えますね。
ちょっとスパイシーだけど、辛すぎずまとまった味にしました。
 
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野菜のカレーも写真忘れ。
コチラは夢民のカレーっぽく。炒め野菜とトマトにスパイスを和えた感じ。
野菜感を出したかったので、この方法にしました。
 
具はトマト、キャベツ、ナス、玉ねぎですね。
まあ玉ねぎは大量に黄金色にしたので、わからない感じですが。
 
それだけだと攻撃的なスパイス感が出てしまうので、
スパイスが得意でない人もいるかなというのと、
キーマの対比を出すためにコチラに入れた豚肉をタンドリーと同じ方法で
一旦、漬け込んだものをグリルしてそれをヨーグルト多めで
カレーに混ぜました。これとトマトで、まろやかに。かつ野菜で。
 
 
というようなコースを作って最終手に的にはなぜか
普通にいつも作っているパウンドケーキでデザートです。
 
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残念ながらスパイシーなデザートを作るところまでは
余裕がなかったのですけど、一応時間を置いてお酒もだいぶ減ってきた
頃合で食べました。いやー。よく飲んだーってくらいお酒があいてました。笑
 
一応みんな美味しく食べてもらえたみたいで良かったー。

藤本由紀夫「遠/近」

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あと大阪でみた藤本由紀夫さんの新作?が
SHUGOARTSでやってるということなので。
遠/近ですね。フクヘンに様子が乗ってました

大阪で見たのはビートルズの音やレコードを
ホワイトノイズにしてしまうようなイメージのもので、
あれは音をぼやかしているという印象だったが、
今回は光をぼやかすというような印象。
文字をぼやかして表示することで新たに見えてくるもの。
見えてこなくなることで見えてくること。
認識方法という過程を定着させている感じが面白いです。
 
文字をぼやかして表示したり、
キャンバスに穴をあけて遠くからでは認識できないが
近くに来ると認識できる文字を作ったり。
 
いつも面白い。作品の中に流れもあってわかりやすい気もするし。
聴くことや見ることの方法を判りやすく誇張して提示くれている気がする。
 
 

ジムランビー アンノウンプレジャーズ

ジムランビーのアンノウンプレジャーズを
原美術館に観にいきました。
 
原美術館には年に1、2回かな?
行くんですけども、建物も良いし、空間も良いんだけど、
美術館としてはどうかなーっていつも思ったりします。
 
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ジムランビーはグラスゴーの作家さんらしいので、
なんとなく見てからいろいろ納得いくところもあったんですけど、
比較的音楽モチーフが多かったですね。
 
コンクリートにしまってあるような
レコード類とか、絵画的なものにも有名なミュージシャンが
ベースになっていたりと。
 
グラスゴーって言われるとなんとなく納得するような
ジャンクな感じもありました。
 
ただ、今回はそういうのだったのか?
それとも原美術館だったからというのがあるのか、
もうちょっと大きな作品または、大きな空間で見たかったですね。
テープの部屋で覆われるようなのとか。カラフルだとか。
 
それか、作品数自体はあったけれども、
もうちょっといろいろなタイプの作品をみたかったというか。
 
まあ仕方ないですね。
 
 
その辺を期待していたので、
ちょっと期待はずれだった感は否めないですが、
ジムランビーの展示が見れたのは良かったです。
 
空間が狭かったので、
空間の全部作品にしちゃう感じも、もうひとつでしたが、
最後の部屋から廊下を見るような感じで見たら
空間を支配しちゃう感じでとてもよかったです。

白州次郎と白州正子展

白洲次郎白洲正子展が横浜のそごう美術館
開催されていましたので、足を運んできました。
 
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生活していく上で、人がどういう生活を行って行けば
豊かな暮らしをできるのかという事を考えたりしていたら、
この名前をちょいちょい聞く事になりました。
 
細かくどのような生活や、考え方や、行動を起こしていたか、
それについては、ぼんやりと知っていてほとんど知らないに等しかったので、
この展覧会はなかなかわかりやすくて面白いものでした。
 
展示としては白洲次郎さんと白洲正子さんの2パートに
完全に分かれて説明がしてありました。
次郎さんの方は主に考え方や、歴史などについて、
正子さんの方は考え方や、それらに関したものの展示という印象でした。
 
細かいところはWikiで説明されてますね。
白洲次郎
白洲正子
 
  
どちらも育ちもいいみたいだし、
その道で一流な人だったので、偉人の伝記を読んでいる
そんな感じがしました。
 
その中で目を引くのはやはり実際に使っていたものや、
収集していたものの展示で、特に器などは、いいなぁと素直に思えるものが、
たくさん並んでました。
また、生活という点では、武相荘の居間が再現されてたりしました。
 
なので、今まで本などで読んだり、武相荘に行ったひとには
多少退屈なのかもしれませんが、僕は新鮮にみれたので、
なかなか面白かったです。
 
正子さんの骨董の背景について詳しく知らないほうが、
想像がいろいろできていいのではないか?という趣旨の言葉は
なかなか良いなと思いましたね。想像は創造につながりますよね?
 
また、写真で見るより、実物が目の前にあると、
それはそれでまた印象が違いますし。
ふらっと行くにはボリュームも余りないので良いと思います。