Archive for the ‘GALLERY’ Category

Chim↑Pom「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」

Chim↑Pomの「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」をキタコレビルで観てきました。
 

 
Chim↑Pomらしいダイナミックかつ綿密に計算された展覧会でした。まさかビルを一旦半壊させて、壊したビルで再度埋め立ててその上に道を通すなんで事は簡単にはできないのは容易にわかるんだけども、それをいとも簡単にやってしまうのが、さすがChim↑Pomだなという。
 

 
歌舞伎町の層になっていたハンバーガー状の作品がのまま地下に移設されたような展示が地下から見えてスクラップになったものでビルドする、言葉のままのスクラップアンドビルドをしてしまう。しかもその上に道を通してマンホールから出てくる、そこにはスーパーラットがという。どういう事をしたのかとかはWEBでわかると思うんだけど、とにかく行かなければわからないような展示でした。流石だなと思いました。
 

 


 

都市は人なり 「Sukurappu ando Birudo プロジェクト」全記録
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エリイはいつも気持ち悪い エリイ写真集 produced by Chim↑Pom
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近藤亜樹「飛べ、こぶた」

近藤亜樹さんの「飛べ、こぶた」をシューゴアーツで観てきました。
 

 
エモーショナルなペインティングだなという印象がとにかくすごい。構図とかそういうものも考えられていそうだし、なにも考えずに書かれているというわけではないのだけれども、とにかくスピード感と力強さと感情を感じる。
 

 
とにかく同じサイズで書かれた絵画が並んでいるという状況もそういうところを感じさせるのかもしれないし、無意識になにか計算されているのかもしれないけれども、とにかく原始的な火が炎として見えるような、水が激流の流れとして見えるようなそういう溢れ出す力なようなものを感じました。
 

大山エンリコイサム「Windowsill」

大山エンリコイサムさんの「Windowsill」をLUMINE0で観て来ました。
 

 
独特なクイックターンストラクチャーというモチーフを使っていて、いわゆるストリートのグラフティーの中にある構造だけを抜き取ってそれを絵画にしているような作品を作っていて、今回はタギングとかそういうものの中にある滑らかな線を取り出したような作品でした。
 

 
近くで見ると本当に道にある落書きのようなグラフティーのようなものと区別がつかないかもしれないくらいの線で重ねられている作品なんだけども、それが大きな一つの作品になるととても絵画的なものに見えて来きてアートとしてもグラフティーとしても語れるような立ち位置が面白いです。海外だとこういうストリート的なアートはグラフティーの展覧会とかもあるし、文化としてもある程度認められていそうだけども、日本だとやっている人もアートとして捉える人もまだ少ないのかな。という中で、注目の作家だと思います。
 

 


 

アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論 Against Literacy: On Graffiti Culture
大山エンリコイサム
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美術手帖 2017年6月号
美術手帖 2017年6月号

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笹井青依

笹井青依さんの個展をANDO GALLERYで観てきました。
 

 
木の絵画をずっと描いている方で、その木が普通ではなく何か記号時でもあるんだけど、季節を感じさせたり風を感じさせたり、その木の種類について感じさせたりと単純ながらに小さな物語があるかのような画面で、その静かな画面をずっと見てしまう感じです。
 

 
そこはかとなく、横山裕一さんを感じさせるような漫画のような省略の中に時間があるような面白い絵画です。ずっとこの感じなんだけど、とても面白いので色々見たくなる。美術館とかでまとめて大量にみたらもっと面白そう。
 


 

MEGURU YAMAGUCHI「SPLITTING HORIZON」

MEGURU YAMAGUCHIさんの「SPLITTING HORIZON」をで観て来ました。
 

 
スピード感のある筆のタッチのみが形となって作品となっていて、その筆の軌跡をみているとグラフティーやストリートの文脈も感じるんだけれども、それ以外にも絵画としての色や重なりが見えてそういう筆のタッチにも見えてきたり。
 

 
強度のある色や形で、それだけでも絵画で作品として成り立つ要素を十分に持っていて強烈にその強さをぶつけてくる感じでした。かっこいい。
 

TENGAone 個展「Fabrication」

TENGAoneさんの個展「Fabrication」をBLOCK HOUSEで観て来ました。
 

 
巨大なグラフティーからドローイングのようなものもあって、さらにはストリートのアートの領域に見えるようで現代アートに足を突っ込んだような、まるで段ボールに見える木に書かれたペインティングなど、いろいろ驚かされる仕組みで楽しませつつも、画力の高さを見せつけるような展示でおもしろかったです。
 

 
ぱっと見だとどう見ても段ボールで、じっくり見ると木の質感を残している感じとかが結構ツボでした。そしてストリートの感覚やグラフティーのクールな感じとか、遠くからみたり、携帯で写真を撮ろうとすると見えるKING OF POPの顔とか、POPに仕上がってて楽しいと感じる展示でした。
 

 

できやよい「Flags」

できやよいさんの個展「Flags」を山本現代で観てきました。

できさんのいわゆる、指でスタンプしたところに顔を書き込んでいくというスタイルで作られた作品でした。LGBTの旗のカラーリングが使われていたり、Flagsというタイトルだけあって、旗がモチーフになっているみたいです。
 
ステイトメントみると、
 

できがここ数年取り組んできたのは、世界各国の国旗をモチーフにした「国旗シリーズ」です。ウルグアイ、アイルランド、フランスなどの国旗に使われている色彩をモチーフとして、それぞれおよそ120cm四方の画面にびっしりとフィンガースタンピングで色を乗せ、無数の顔を描き込んだ、一見ミニマルに見えますが、スペクタキュラーな作品となっています。フリーハンドで水平方向に画面に乗せられた様々な色は、風を受けたなびくようにも見え、近寄って見たときに気づく無数の顔は、その国や地域に息づく人々の生を想起させる、非常にアグレッシヴで魅力的な作品です。
   
引き続きフラッグに興味を持っていたできが今回のテーマに選んだ「マイノリティ・フラッグ」は、セクシャル・マイノリティなどの狭義の範囲でなく、過激な抗議活動で知られる動物愛護団体(動物は人間に対してマイノリティです)やパラリンピックなども含んだものです。

 

 
という、ことなので、様々な人々の集まりが一つの旗の考え方を表したような、一見したところ一つの集まりとして見えない何かの中には多くの人間がいたりするようなものをPOPに表して絵画の雰囲気にくらべてPOPで乙女チックな感じがギャップがあって面白いです。
 


 

ちょうちょう
ちょうちょう

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でき やよい
リトルモア
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PIERRE SOULAGES

PIERRE SOULAGESさんの個展をPERROTINで観て来ました。
 

 
ついに東京にきたビックギャラリーのペロタンのオープニング展なので期待していたのですが、PIERRE SOULAGESというアーティストでなんと黒一色。しかも黒い面を削り取ったかのような作品で黒の面と光だけが作品の中にあるという印象。とても力強い作品でした。
 

 
最初の展覧会なので派手にいくのかと思ったのですが、一見地味とも言えるタイプの展覧会をやるとは思いませんでした。そして、奥の部屋には村上隆さんの作品とか置いてありましたが、それもすべてモノトーンの作品でした。徹底していてよかったなぁ。これからの展覧会も楽しみです。
 


 

Pierre Soulages: New Paintings, June 24-June 27, 2014
Dominique Levy Gallery
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Pierre Soulages New Paintings
Pierre Soulages New Paintings

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Mel Gooding John Yau
Bernard Jacobson Ltd
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関口正浩「Warped」

関口正浩さんの「Warped」を児玉画廊で観てきました。
 

 
絵具を使っているので、ペイントだとは思うのですが、彫刻というかなんというか。作品自体は恐らく絵具を膜のような状態にしてそれを加工しているために、半偶然というか、半自然というか、一見大理石のような柄が浮かび上がっているのですが、その過程が非常に彫刻的に感じられるという、作品で、ジャンルを横断しているような面白さがありました。
 

 
大理石だけでなく、石や、岩などの柄のようにも感じたりして、ある意味これが自然がやっている作業なのではないかと思うくらいに面白さがありました。今後どういう展開をしていくのか楽しみです。